2025.9.22-9.25
2025.9.22-9.25
SDGsが採択されて、2024年9月で9年を迎えます。コマニーでは2018年4月にSDGsの考え方に賛同し、「COMANY SDGs宣言」を行いました。コマニーはSDGs宣言企業として、2030年SDGs達成に向けてこれからをどう取り組み、加速していくのかを社内外に広く周知・浸透を図るために、今回のオンラインイベントを企画いたしました。みなさんでSDGsに触れつつ、当社の取り組みを知っていただきながら、学びを深めて次のアクションにつなげていく、そんなイベントです。
SDGsが採択されて10年。COMANYはその本質であるウェルビーイングを追求しつづけ、「間づくり」という概念を生み出しました。「間づくり」は問いづくりである─。
変化の激しい世の中において、世代を超えてすべての人がウェルビーイングであるために、私たちに求められるスキルの一つが「問いを立てる力」です。よい問いはよい答えを生む。よりよい世界創るため、よりよい人生を送るため、よりよく働くためのヒントを、専門家へのよい問いから見つけ出す、そんなイベントです。各界の専門家をお招きし、お届けします。
DAY1 9月22日(月)
変化の激しい時代において、「答えを出す力」より「問いを立てる力」が、個人にも組織にも強く求められています。登壇者それぞれの研究と実践に基づく「問いの力がいかに人生と社会をつくるか」という問いの本質に迫ります。働くとは、経営とは、生きるとはどういうことか――。今を生きるすべての人へ、問いから始まる対話の場をお届けします。
仕事も、スポーツも、地域貢献も、すべてに本気で挑む――。コマニーソフトボール部の活動に焦点を当て、企業スポーツの真価を問い直します。ゲストはBaseball5の第一人者・桜美林大学准教授の若松健太氏。スポーツが人と地域をどうつなぎ、未来を変えるのか。実践家同士のリアルでアツい対談をお届けします。
DAY2 9月23日(火)
SDGs採択から10年。私たちは何を前進させ、何に気づき、何が足りなかったのか――。金沢工業大学・平本先生とともに、この10年間が私たちに何を教えてくれているのかを振り返り、2030年までの残り5年間、そしてその先の未来に向けて、企業や市民がどうSDGsを考えていくべきかを考える時間です。
世界初のウェルビーイング学部で学ぶ武蔵野大学2年・小林真歩さんとウェルビーイング経営を推進する有江晴花が「生きること」「働くこと」におけるウェルビーイングの本質を問い直します。“きれいごと”と片づけられがちな理想に、本気で向き合い、社会に実装する。その挑戦の意義を等身大の視点で語ります。
DAY3 9月24日(水)
川崎重工の共創拠点「Co-Creation Park KAWARUBA」。その空間には、人とアイデアをつなぎ、ソーシャルイノベーションを引き出す数々の“仕掛け”が散りばめられています。本プログラムでは、建築家・塩浦政也氏と内装を手がけたコマニーメンバーが登壇し、空間設計の思想と、それを支える技術を語ります。
自分の仕事がどのように社会やお客様に貢献しているか見えず、働きがいを感じないという日本人は少なくありません。今回、コマニーの営業、モノづくり、施工までの一連のプロセスをカメラで追い、仕事の“バトン”がどう繋がっているかを可視化。仕事の流れが見えることで、本当に働きがいは生まれるのかを解き明かします。
ミラツク西村様による「課題を見つけ、仮説を立てて調査する方法」についてお話いただいた後、3か月間学び続け、実践してきた企業内ゼミ生の成果発表を実施!イノベーションが求められる時代の仮設建築の可能性を、実践と学びを通して考えます。
DAY4 9月25日(木)
"電子機器の墓場"とよばれるスラム街では、劣悪な環境下で多くの方が若くして命を落としているーー。そんな現実に立ち上がった長坂真護氏は、ゴミ山を宝の山に変えて現地に還元するサステナブル・キャピタリズムを提唱する。コマニーが掲げる間づくりとも通ずる、自らの手で価値を創り出し、社会を変える醍醐味に迫る。
コマニーは「ウェルビーイングを目的として実践する企業」として新たな経営常識を創出。山口周氏の提唱する「クリティカルビジネス」として、間づくりを通じた社会変革の可能性を体現する。社会を動かす間づくり事業の未来像をクリティカルに語り合います。
SDGsの先にある「Beyond SDGs」の時代、企業経営に求められる新たな価値とは何か。前野隆司&マドカ夫妻とCOMANYが、ウェルビーイングを核とした経営の最前線を語ります。そして変化の激しい時代に、私たちは何を信じて働き、生きることでウェルビーイングな人生を送ることができるのか。ウェルビーイングが “わたしごと” になるエンディングプログラム。
主催:コマニー株式会社
開催日程:2024年9月22日-9月25日
ZOOMによるオンラインイベント
登録・参加無料
コマニー株式会社 広報課
TEL:0761-21-1201
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事。「人と地球が調和して生きるとは何か」をテーマとして、雲孫世代(8世代後)にまたがるような長期構想に取り組む。近著は、『むかしむかしあるところにウェルビーイングがありました-日本文化から読み解く幸せのカタチ』(KADOKAWA)、『フルライフ』(NewsPicks Publishing)、『考え続ける力』(ちくま新書)など。
桜美林大学 健康福祉学群准教授、医学博士、北海道函館市出身。日本体育大学卒業、日本体育大学大学院体育科学研究科博士前期課程修了、順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了。はり師・きゅう師、柔道整復師の国家資格を持つ。2009年には東北楽天ゴールデンイーグルスの臨時トレーナーを務め、大学教員としては日本体育大学、上武大学、神奈川大学、上智短期大学などにて勤務の経験を持つ。専門はスポーツ医学(疲労骨折の予防)、スポーツ選手における骨代謝マーカーについての研究を遂行している。スポーツ界、医学界などに幅広い人脈を持つ。第1回WBSCベースボール5日本代表コーチ、第2回ベースボール5アジアカップ&第2回WBSCベースボール5ワールドカップでは侍ジャパン代表監督を務めた。
應義塾大学環境情報学部卒。同大学大学院メディアデザイン研究科博士課程修了。野村総合研究所入社、経営コンサルタントとして、MDGs/気候変動対策における官民連携政策立案、民間企業事業創造支援により社長賞を受賞。金沢工業大学着任後、現場統括として第1回ジャパンSDGsアワード(官房長官賞)受賞に大きく貢献したほか、受賞多数。ESD(持続可能な開発のための教育)推進のためのゲーミフィケーション教材を複数開発し、日本全域の教育機関をはじめ、世界70か国60万人以上の人に提供。経済産業省、環境省、JICA、ジェトロにおけるSDGsビジネス関連の委員、日本放送協会(NHK)中部地方放送番組審議会委員長、沖縄県SDGsアドバイザリーボード会議委員、野々市市SDGs未来都市アドバイザリーボード座長他、日本政府・公的機関の委員を歴任。共著者やメディア出演も多数。「10歳からの図解でわかるSDGs」(メイツ出版、2021年)は1万部を超えるヒット作となる。
武蔵野大学ウェルビーイング学部2年生。多様な人々とのコミュニケーションを通じて、その人の価値観、また社会や世界を知り視野を広げ、自分なりに問いを持つことが好き。主な興味関心分野は、教育、福祉。自己探究しつつ、社会との接点をどう持つのか模索中。
早稲田大学理工学部大学院修了後、株式会社日建設計に入社。東京スカイツリータウン、トヨタ自動車ヘッドクオーター等の設計を担当。 その中で必ずしも「箱」を作ることだけがこれからの建築家の仕事ではないのでは、という問題意識から、 デザインマネジメントや行動経済学に触れ、空間における人々の行動を活性化することを目的とした包括的デザインである“Activity Design”のコンセプトを開発し、 2013年にNikken Activity Design labを社長直轄部署として設立。 東京メトロ、三井不動産等の組織や事業のブランディン グ、コンセプトデザインを担当するほか、世界都市のパブリックスペースに関する研究成果を発表。 2018年独立。様々なプロフェッショナルをつなぐ21世紀型のアーキテクトスタジオである株式会社SCAPEを設立。「22世紀の景色(=SCAPE)を作る」をテーマ に、建築家の活動領域を拡張し、未来を実装する活動を開始。設計業務、まちづくりプロジェクトや、CDO (チーフデザインオフィサー)としてさまざまな企業へのデザイン経営導入支援を手掛けるなど、建築分野を拡張しながら事業を展開。
1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2011年にNPO法人ミラツクを設立。セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、大手企業の新領域事業開発支援、階層的な未来構想の設計、未来潮流の探索などに取り組む。2021年に株式会社エッセンスを設立。2021年9月に自然科学、社会科学、人文学を領域横断的に扱う先端研究者メディアesse-senseをリリース。知のアクセスを実現する「Knowledge Tech」企業として研究知と社会の接続に取り組む。滋賀県大津市在住、3児の父。大阪大学社会ソリューションイニシアティブ招聘教授
1984年福井県生まれ。2017年にガーナのスラム街・アグボグブロシーを訪れ、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々に出会う。以降、廃棄物で作品を制作し、その売上げから生まれた資金で現地にリサイクル工場建設を進める他、環境を汚染しない農業やEVなどの事業を展開。経済・文化・環境(社会貢献)の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、スラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けている。また、ガーナにMAGO MOTORS LTDを設立し、現在77名が働いている。(2025年1月時点)2022年には、東京・上野の森美術館で自身初となる美術館個展を開催。第51回ベストドレッサー賞(学術・文化部門)を受賞。2025年の『大阪・関西万博』では、廃ペットボトルを再利用した作品「ミドルクラゲ"海月(うみつき)”」を発表予定。
1970年東京生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。株式会社ライプニッツ代表。 慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発等に従事した後に独立。 株式会社中川政七商店社外取締役、株式会社モバイルファクトリー社外取締役。 著書に『人生の経営戦略』『クリティカル・ビジネス・パラダイム』『ビジネスの未来』『ニュータイプの時代』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』『武器になる哲学』など。
1984年東京工業大学(現東京科学大学)卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、慶應義塾大学教授、ハーバード大学訪問教授等を経て、武蔵野大学ウェルビーイング学部長、慶應義塾大学名誉教授。博士(工学)。著書に、『ディストピア禍の新・幸福論』(2022年)、『ウェルビーイング』(2022年)、『幸せな職場の経営学』(2019年)、『幸せのメカニズム』(2013年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(2004年)など多数。日本機械学会賞(論文)(1999年)、日本ロボット学会論文賞(2003年)、日本バーチャルリアリティー学会論文賞(2007年)などを受賞。専門は、幸福学、イノベーション教育など。
EVOL株式会社代表取締役CEO。武蔵野大学ウェルビーイング学部客員教授。一般社団法人ウェルビーイングデザイン理事。システムデザイン・マネジメント学、幸福学の研究者である前野隆司の妻。愛とWell-Beingにあふれた世界を創るための研究と実践を行なっている。